一生懸命ダイエットをしても、どうしても脚だけが細くならない…と悩んではいませんか? その原因はもしかしたら「浮き指」にあるのかもしれません。 浮き指とは一体どんな症状なのか、セルフチェックの仕方や改善方法とあわせてご紹介します。
浮き指とは、立った時に足の指が浮いて地面についていない状態のこと。
本来であれば足の裏は「足の指・指の付け根・かかと」の3点が地面についているのが正しい状態です。
しかし、浮き指の人は「指の付け根・かかと」の2点しか接地しておらず、常に足の指が浮いた状態になっています。
浮き指になると体のバランスが取りにくくなり、ふくらはぎや太ももへの負担が大きくなります。
体を支えようと無意識に力が入ることで脚の筋肉が発達し、ガッチリと太くなってしまうのです。
また、いくら脚の筋肉でバランスを取っていても、やはり体が歪みやすくなります。
歪みがひどくなると代謝が落ちて脂肪がつきやすくなるため、二重の意味で体型が崩れてしまうのです。
まずは自分が浮き指かどうか、簡単にチェックしてみましょう。
・チェック方法1
手の指で足の親指をつかみ、足首の方向へ引っ張ってみましょう。親指が90度以上反り返ったら、浮き指の可能性があります。
・チェック方法2
足の指をギュッと丸めて、グーの形を作ってみましょう。指を上手く丸められない場合は、浮き指の可能性があります。
浮き指は、意識して「改善を図る」ことが何よりも重要です。
足をしっかりと付けてあることが当たり前になるように、以下の対策を行って浮き指を改善していきましょう。
普段の歩き方が誤っていると、足にも体にも負担をかけてしまいます。 歩く時はかかとから着地し、徐々に親指へと重心を移しながら、地面をしっかり踏んで歩きましょう。通勤中や仕事中だけでもいいので、まずは歩き方を意識する時間をつくり、徐々に体に慣らしていくと無理なく続けられますよ。
サイズの大きな靴や爪先が窮屈な靴を履くと、歩くバランスが崩れて浮き指を悪化させてしまいます。 たとえオシャレな靴でも履きづらいものは避けて、サイズの合った歩きやすい靴を履くようにしましょう。 特に長時間歩く時は、足をしっかりと固定するウォーキングシューズがおすすめです。
足の指同士がくっつき合っていると、関節に負担がかかって浮き指になりやすくなります。 休みの日や、恥ずかしい方は靴を脱ぐ予定が無い日でもいいので、5本指ソックスを履いて指を離した状態をキープするようにしましょう。 こちらも、サイズに合ったものを使用してください。
足でグーとパーを交互に作ると、関節がほぐれて浮き指の改善につながります。 5本指ソックスを履いたまま行うと、さらに効果的ですよ。 仕事中や入浴中などのすき間時間に行うことをおすすめします。
浮き指を改善すれば、姿勢が整い足痩せだけでなく全身痩せにも期待ができます。健康的な体を手に入れるためにも、ケアを始めて見てはいかがでしょうか。